
眼内コンタクト(フェイキックIOL)について
- Q、角膜が薄い人は近視のレーザー手術ができないのですか?(H18,8/20北國新聞紙上での質問)
A、近視のレーザー手術は角膜を削る手術なので、 角膜が薄い人や近視の強い人はレーザー手術ができない場合があります。
ただし角膜が薄い人でも近視の弱い場合や近視を少し残す場合は手術できます。
レーザー手術専門医とよく相談すると良いでしょう。角膜が厚くなることはふつうありえないので、角膜が薄くて手術できないと言われた人は、 当分の間眼鏡やコンタクトレンズで様子をみてください。
近い将来、眼内にコンタクトレンズを入れることができるようになります。
近視の強い人やレーザー手術ができない人には眼内コンタクトレンズが良い適用だと言われています。しかし現在のところその安全性に解決しなければならない問題があり、 レーザー手術のほうが安全でさらに正確であると言えます。
またレーザー手術のほうが費用の面でも有利で、眼内コンタクトレンズを入れた後レーザー手術で微調整することもあるようです。
※眼内CLはさらに、円錐角膜や強い乱視や遠視にも良好な効果を出しています。
今後、これらの方にも適応が広がることが予想されます。
当院では現在院内での手術準備中です。(他院への紹介は行っております)
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